ニワフジは日本の山中の川沿いの岩場に自生しているマメ科の植物です。
もともと岩藤と呼ばれていたようで、日本庭園で石組みの間に良く植えられていますね。
野生の植物とは思えないような鮮やかな花色ですが、花姿は野生そのものというミスマッチが魅力です。
開花期は5月中旬ですがフジのようにツル性ではないので小さく仕立てることも可能です。
ちなみに中国では種を食用にする地方もあるようです。
ニワフジの育て方
ニワフジの植え付け適期は3月と11月中旬から12月初旬にかけてです。
暑さ寒さに強い植物ですが、真夏の西日がきつい場所は避けた方がいいでしょう。
また、乾燥は嫌いますが、土壌の水はけは良くしておきましょう。
ハナミズキやヤマボウシなどの日が当たる足元に石を組んで植えるといいかもしれません。
明るい日陰でも育ちますが、花付きは悪くなります。
剪定は真冬に行います。
強い植物ですので、芽吹く前なら、強剪定しても大丈夫です。
肥料も他の植物への寒肥やりのついでにあげるくらいで、OKでしょう。
病虫害は少ないですが、まれにカイガラムシが付くことはあります。
ニワフジは3月に株分けで殖やすか、種を採って10月から11月に種まきして殖やすことができます。
(山野草)盆栽 ニワフジ(庭藤) 3号(1ポット) (休眠株)
5〜6月にピンクから赤紫の花をたくさんつけます。
本種はつる状にはならないため鉢植えで育てられる点も大きな魅力です。
水はけの良い土を好みます。春先日が当り、夏場は木陰になるような場所が適しています。