セッコク
東洋蘭として有名なセッコクですが、じつは洋ランのデンドロビウムの仲間です。
セッコクはデンドロビウムとしては小型ですが、中国や日本では昔は薬草として利用されていました。
そのため、日本では昔は長生蘭と呼ばれていました。
江戸時代に長生蘭として、花よりも葉の変異(葉芸)が重視され、さまざまな品種が開発されました。
近年は花を中心に改良が進み、多くの品種が作出されました。
また、セッコクはデンドロビウムとの交雑種も作られています。
セッコクは無菌培養が可能で、一般向けに安価に苗や開花株が提供されるようになりました。
セッコクの育て方
セッコクは、もともと東アジアに自生しているランですので、コツされわかれば基本的に暑さ寒さに強く育てやすいランです。
マンションのベランダや屋上でも条件さえ合えば、育てやすい蘭ですね。
石コク(コクは角へんに斗)という名が示すように、セッコクは石や木に付く着生ランです。
ヘゴなどに付けて明るい半日陰になるような場所に釣ると良いでしょう。
ただし、乾きすぎないように、まめに水かけをする必要があります。
鉢植えにするときは、東洋蘭用の腰高鉢に、鉢底石を山型に入れ、セッコクの根を広げるように置きます。
植え着けには水ゴケまたは川砂を用います。
水ゴケだと乾きにくく、川砂だと乾きやすいので注意しましょう。
セッコクの鉢の置き場所は、風通しの良い明るい半日陰が良いでしょう。
ただし、日照不足には注意しましょう。
真夏の直射日光は必ず避けてください。西日の当る場所も良くないです。
真冬には、棚下など風よけのある場所に移した方がいいかもしれません。
凍らせないように注意しましょう。
セッコクの水やりの基本は、植え付け材料が乾いたら、たっぷり水やりすることです。
東洋蘭いっぱんに、過湿になると根腐れしやすくなります。
水ゴケ利用の場合は肥料なしでも開花しますが、できれば5000倍希釈の液体肥料を4-6月にかけて2週間に1回程度あげてください。
砂植えの場合は3000倍希釈の液体肥料を週1回程度与える必要があります。
セッコクは株分けや高芽取りで、殖やすことができます。
セッコクの葉に黒い病斑がでたら、その葉を取り除き、まわりの鉢も含めてダコニールなどで消毒しましょう。
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ちなみに品種名のシスターエリザベスはホリー・クロス修道院のバラ愛好家の尼僧の名前からとられています。
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