スミレ
パンジーやビオラのような華やかな西洋スミレに較べて、日本のスミレは清楚で可憐な印象ですね。
タチツボスミレやアカネスミレなど郊外の道端や野原などに日本のスミレは自生しています。
また、エイザンスミレなどの雑木林の中に自生する種類もあります。
山野草店では野生種の増殖品のほかに、明るいピンクのきれいなベニバナエイザンスミレや深紅のスズキスミレなどの交配種も売られています。
スミレの育て方
1,2月に園芸店に並ぶ開花株を購入するか、通信販売を利用して株を入手しましょう。
蕾や葉数が多く、下葉が黄ばんでいないしっかりした株を選びましょう。
スミレは野山に普通に咲いているので簡単なように思いがちですが、家庭で栽培される時は山野草として、ていねいな管理を心がけてくださいね。
ポットに入れられた株は根株を1/4くらい崩して、日向土や軽石砂を足して鉢植えにしましょう。
元肥は入れないでください。
日本スミレの鉢は日当たりの良い場所に置いてください。
根腐れしやすいので、必ずブロックか何かの上において地面に直接置かないようにしましょう。
鉢の下を空気が通れるようにするのがベストです。
根腐れしやすいですが、乾燥にも弱いので、表土が乾いたらすぐにたっぷり水やりしてください。
1週間に1回くらい規定量よりもやや薄めの液体肥料をあげてください。
病気の原因になるので必ず花がらを摘んでください。
泥はねが病気の原因になる時もありますので、鉢土の上をマルティングすると良いでしょう。
発生時には早めにジネブ水和剤などの
殺菌剤で消毒しましょう。
6月になったら、午前中だけ日の当たる場所に移します。
ハダニがでやすいので
殺ダニ剤で防除してください。
真夏には日陰の涼しいところへ移して水やりを控えめにしてください。
スミレは種子で繁殖させます。
スミレは花びらがない閉鎖花に種子ができます。
閉鎖花は普通の花が咲き終わった頃に出てきます。
自然では種子が完全に熟してから閉鎖花がはじけて種子が飛び散るのですが、完熟した種子は発芽しにくいので、まだ緑色でも閉鎖花が上を向いたら摘み取ってください。
紙にくるんでおけば、しばらくすると自然にはじけてきます。
小粒の鹿沼土か赤玉土を入れた平鉢に種子をすぐに蒔いてください。
未熟な種子は2週間程度で発芽します。
種子を保存すると発芽率は極端に悪くなります。
本葉2,3枚の頃に山野草土を入れた
山野草鉢(3号)などに4株くらい植えつけてください。
置き場所は親株と同じで、真夏は日陰の涼しい場所に移します。
涼しくなったら薄めの液体肥料を1週間に1回施してください。
親株も子株も乾燥には弱いので、真冬でも水やりを忘れないようにしましょう。
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ちなみに品種名のシスターエリザベスはホリー・クロス修道院のバラ愛好家の尼僧の名前からとられています。
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