リクニス
リクニスは耐寒性のある宿根草で、こぼれ種でも殖えるくらい強健な植物です。 春から初夏にかけて小さな花をたくさん咲かせてくれます。 カッコウセンノウと呼ばれていたこともありました。 野草的な雰囲気のある花なので、山野草との寄せ植えや、ロックガーデン、イングリッシュガーデンに合う植物です。 やや高温多湿に弱いこと以外は、暑さ寒さに強く、土質も選ばす、様々な植物と混植可能なところもリクニスが優れているところですよね。リクニスの育て方
リクニスは9月に種まきするか、10月に苗を購入して植えつけるのがいいでしょう。 もっとも、ゴールデンウイークの頃にも種まきが可能です。 どちらも冬の寒さに会わないと開花しないので、開花は翌年になります。 種まきの場合は清潔な園芸用土を入れたポットにまけばいいでしょう。 ポットから葉がはみ出すくらいになったら花壇やプランターに植えつけてください。 植え付け場所の水はけが悪い場合は軽石や川砂をなどをまぜて土壌改良して高植えにしてください。 耐陰性もあるので花付きは落ちますが半日陰でも生育します。 鉢植えの場合は鉢土が乾いてから水やりするようにしましょう。 花壇の場合は真夏に非常に乾燥する場合以外は水やりの必要はありません。 秋と春に10日に1回くらい液体肥料を施すか、固形の化成肥料を置肥すると花付きが良くなります。 古株は夏に枯れることが多いので、種ができる場合は採種しておきます。 八重咲きの品種は種ができないので、秋に伸びた節を挿し芽で殖やしておくといいでしょう。 採種する分以外の花がらは早めに摘み取りましょう。 リクニスには病虫害はほとんどありません。更新情報・お知らせ
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