シクラメン・コウム
冬咲きの原種シクラメンとして有名なシクラメン・コウムですが、ピンクの小さな花が可愛いですね。 最近は白や紫の花色だけでなく、銀葉や斑入り葉など葉の改良も進みました。 品種改良されているのに「原種」とは妙なのですが、「原種の風情を残している」という意味に解しておきましょう。 シクラメン・コウムは生育旺盛なので、夏涼しい場所では庭植えでも次第に広がっていきます。 逆に、夏が高温多湿の地域では、鉢植えで山野草なみの管理が必要になります。シクラメン・コウムの育て方
シクラメン・コウムの植え替え適期は6月下旬から8月下旬です。 夏季の休眠中に植えつけることになります。 乾燥した球根や水はけの良い用土に植えつけられたポット苗を利用します。 鉢は大きすぎないように注意してください。 用土の水はけを良くすることが重要で、小粒の赤玉土３：小粒の鹿沼土３：完熟腐葉土２：小粒の軽石１くらいの割合が良いでしょう。 夏に高温多湿になる場合は珪酸白土を用土にまぜておくといいでしょう。 夏場の置き場所は風通しの良い半日陰です。 夏は水やりも控えめにしてください。 秋になって涼しくなったら日向に出して、用土の表面が乾いてから、しっかり水やりしてください。 春までそのままの管理を続けてください。 真冬でも室内に入れて暖かくしすぎると葉にカビが生えたり球根が腐ったりすることがあります。 肥料は、春と秋にやや薄めの液体肥料を1回ずつ施します。 肥料をやりすぎると真夏に球根が腐ることがあるので注意してください。 乾燥しすぎるとハダニがつくことがあります。 シクラメン・コウムは根が傷みやすいので、植え替えは夏の休眠期に3年に一度くらいにします。更新情報・お知らせ
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