いろいろな園芸植物のなかでも木立性ベゴニアは最も挿し木のやりやすい種類でしょう。
姿を整える時に切った枝や生け花として飾ったあとの枝でも 元気が良く、温度が20ー28度くらいであれば、ほとんど失敗はありません。
ただし、先端に花が付いているときは、先から3節くらいは使いません。
わき芽が出ないことが多いようです。
木立性ベゴニアの挿し木のやり方は、まず15ー20cmくらいの挿し穂を切り取り、根腐れ防止剤(珪酸白土など)を入れた花瓶などに水挿しします。
1週間ほどで根が出てきますから、バーミキュライト単用で挿し木します。
置き場所は日陰で水を切らさないでください。
新しい葉が開きましたら鉢上げして大丈夫です。
注意点としては、あまりたくさん挿しすぎると、冬期の置き場に困ることくらいでしょうか。
葉挿しも可能ですが、効率が悪いので特に貴重な品種以外は必要ないでしょう。
プロの育種家のなかには交配して実生から始める人もいますが、木立性ベゴニアは遺伝的に固定されていないので、同じ品種どうしで交配しても、全然性質の劣った子供しか生まれないことが多く、広いスペースのないアマチュアには無理でしょう。
また、他のベゴニア類と同様、種子は非常に小さく、発芽直後の管理は慎重を要します。