バラの大苗の植え付け
バラの苗には新苗と大苗があります。
大苗とは前の年の冬に接木されて育てられた苗で、冬季(12月-1月)に植え付けます。
大苗はしっかり育っているのと、冬季に植えつけるため根頭癌腫などの病気にかかりにくいために、
初心者むきです。
バラ苗の植え付けに当たってもっとも注意しなければいけないのは、根を乾かさないことでしょう。
バラは水が好きな植物なので、根が乾くとひどく弱ります。
次に茎の部分や太い根をできるだけ傷つけないことです。傷から病原菌が入り込んで根頭癌腫にかかることがあります。
根頭癌腫はやっかいな病気で、いったんかかるとまず完治しません。
ですから、できるだけ傷つけないようにしましょう。
さらに、できれば庭植えにする予定のバラ苗も最初の1年間は鉢植えにすることをお勧めします。
と言いますのは、最近、さまざまな品種が開発されているのですが、
その性質はかなり品種によって異なっております。
また、大苗は実際の花の色や形を見ずに購入するので、花を一回見てから植え付け場所を決めたほうがいいためです。
大苗の鉢への植え付け
まず、太い根しかない大苗の場合は根の先を少し切ると、その後の生育が良くなるようです。
枯れ枝や細い枝、徒長枝は根元から切ります。
それ以外はハサミを入れないようにしましょう。
剪定は2月くらいに行います。
次に根についている土を全部とってから水を入れたバケツに根を入れて十分に給水してあげてください。
赤玉土6、腐葉土4くらいの培養土や
バラ専用の培養土を使用しますが、
市販の草花用培養土に適量の赤玉土をまぜたものでもいいでしょう。
8号程度のバラ鉢の底に
鉢底石を入れ、培養土を1/3くらい入れたら、根を広げて苗を鉢の中に入れます。
その後、培養土を入れてから、水をしっかりやってください。
大苗にはたいてい品種名を書いたラベルがついていますので、それは室内にとっておいて、
新たに品種名ラベルをつけてやります。
冬季は水やりは1週間に1回でいいでしょう。
大苗の庭への植え付け
いったん庭へ植え付けると移動するのが大変なので、植え付け場所は慎重に選びましょう。
日当たりと風通しが良く、水はけも良い場所がベストです。
水はけが悪い場合は植え穴を大きめにしたり、排水溝を掘ってあげたりして、根の周辺に水がたまらないようにしましょう。
根や枝の整理は鉢植えの場合と同じです。
移植をする予定の場合には、鉢植え用と同じ培養土を用意して、その土で埋め戻してやります。
植え穴は50cmくらいの深さにして、底に完熟堆肥やマグアンプなどを入れて少し土をかけて、
根が直接肥料に触らないようにしましょう。
庭植えの場合は必ず支柱を立てて苗を固定してやります。
苗のまわり30cmくらいで周囲の土を少し盛り上げて水やり時に水が流れないようにしてやると便利ですね。
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ちなみに品種名のシスターエリザベスはホリー・クロス修道院のバラ愛好家の尼僧の名前からとられています。
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