鉢植えのイングリッシュローズ 冬季剪定の秘訣
最近、大人気のイングリッシュローズですが、同じイングリッシュローズでも品種によって枝の太さや性質が異なります。 また、鉢植えの場合は、花が咲いたときの花のバランスも重要になってきます。 ここでは、鉢植えのイングリッシュローズの冬季剪定の秘訣について解説いたします。剪定時期
バラの冬季剪定では、剪定時期が最も大切です。 5月中旬の開花を目指す場合、2月中旬から下旬にかけて剪定するといいでしょう。 剪定時期が早すぎると芽吹いた後に寒の戻りに遭って芽を傷めてしまうことがあります。太い枝に大輪の花を咲かせる品種
イングリッシュローズでもハイブリッドティーのように太い枝に大輪の花を咲かせる品種では、株元から20-30cmくらいで強く剪定してください。 また、鉛筆よりも細い枝は株元から切りましょう。中くらいの太さの枝に中輪の花を咲かせる品種
わりばしくらいの中くらいの太さの枝に中輪の花を咲かせる品種がイングリッシュローズで一番多いタイプですね。 このタイプでは、一番花が咲いた枝を下から２，３芽残して良い芽の上で剪定します。 わりばしよりも細い弱い枝は株元から切りましょう。細い枝に小輪の花をいっぱい咲かせる品種
このタイプのイングリッシュローズは細い枝にも花が咲くので、剪定をしすぎないようにしましょう。 こみあったところや、枯れ枝、交差している枝などを切る程度で良いでしょう。樹高が高くなった株の仕立てなおし
樹高が高くなって、上のほうにしか花が咲かなくなると、間延びした感じになってしまいます。 この場合、深く強い剪定をすることで、新しいシュートを根元から出させることができます。 ただし、古株などの場合シュートが出てこないときがあります。 その場合は、盆栽の要領で枝に紐をかけて折れないように注意しながら、少しずつ枝を水平方向に誘引していきます。 枝が水平になると、ツルバラ同様に、枝元から上向きの枝がでてきます。 新しい枝が10cmくらい伸びたところで、紐を緩めて水平に倒した枝を少しずつ元に戻してください。関連コンテンツ
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