ガーデニングの裏技　スプリンクラーで夏の打ち水を自動化しよう

スプリンクラーで夏の打ち水を自動化しよう

真夏の暑い時期の夕方、日が落ちてから、おじいさんが打ち水をしていたのを思い出します。

打ち水をすると、すっと気温が下がるのを実感していました。

ただ現役世代の皆さんは、なかなか打ち水をする余裕はないですよね。

でも、仕事や子育てと暑さで疲れきっているときに、自動的に打ち水してくれるとほっとするとは思いませんか？

うまく使うとエアコン代の節約にもあります。

特に暑さに弱い植物にとっては恵みの打ち水になりますよね。

ここでは、スプリンクラーによる打ち水の自動化について解説いたします。

自動潅水タイマー

まず自動化するには自動潅水タイマーが必要です。

自動潅水タイマー（自動水やりタイマー）には2種類あって、水道の蛇口から水を取り入れるものと、水を貯めたタンクを使うものです。

水道の蛇口のないマンションのベランダなどではタンク式のものを使うことになりますが、スプリンクラーの目が詰まるので必ず水道水を使ってください。

電源も１００Vのコンセントから取るもの、電池式のもの、ソーラーバッテリータイプのものなどがあります。

太陽電池式のものは電気代がゼロになってお得ですね。

最近の水やりタイマーは、雨が降っていると水やりしないなど、かなり賢くなっています。

また、打ち水だけでなく鉢花などに丁寧に水やりしたいときは、スプリンクラーに行くホースから分岐を作って、点滴用のノズルで水やりすることになります。

全ての鉢にうまく水やりできるかは、何度もテストして水圧の調整や、分岐の方法を試行錯誤で決めていく必要があります。

スプリンクラー

スプリンクラーにも、よく見る回転式で遠くにも飛ばせるもののほか、首振り式や散水範囲は狭いですが、固定式のミストスプリンクラーなどがあります。

散水したい範囲や、どのような植物を植えているかによって、選んでください。

ただし、スプリンクラーは水圧によって回転したり散水したりするので、水圧が低いと散水範囲が狭くなったり、うまく散水できない場合もあります。

また、植物の葉の影になるとうまく散水できないので、葉のかげにならないように置き場所を工夫するか、少し高い位置にスプリンクラーを置くようにしましょう。

冬場は凍結によって壊れる可能性があるので、使用しないときは自動水やりタイマーもホースやスプリンクラーも水を抜いて軒下などで保管しておきましょう。

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自動潅水タイマーに首振り式のスプリンクラー、ホースやコネクタ、継ぎ手などのフルセットです。
お庭の芝の水やりに重宝しますね。
夕方にも散水すると打ち水効果で、夜間の気温や地中温度を下げることができます。
オプションとして、土中の水分量をモニターするモイスチャーセンサーや雨をモニターするレインセンサーもあります。