ここでは東京周辺を基準に冬越し方法をご説明します。 寒冷地や暖地では適宜、管理方法を加減する必要があります。
冬越し場所への移動はモミジが紅葉した頃にすると良いでしょう。
霜が降りるまでには、移動を完了しなければなりません。
日当たりの良い屋外で冬越しさせる鉢花
冬に咲くクリスマスローズや冬咲きクレマチスなどの鉢花は必ず屋外の日当たりの良い場所で管理してください。
早春に咲くマーガレットや宿根アスター、プリムラ類も屋外で冬越しできます。 ただし、プリムラの中には霜に弱いものもあるので、簡単な霜よけ、雪避けをしておくと安心ですね。
また、アジサイ(ハイドランジアやミニバラ、普通のクレマチスなどの落葉する花木類の鉢花も耐寒性が強いので、屋外で冬越しできます。
キクの仲間やイングリッシュラベンダー、タイム、ローズマリーなどのハーブ類も屋外で管理できます。 アヤメ、オダマキ、キキョウ、セッコクなどの山野草も日当たりの良い屋外で冬越しさせてください。
基本的にこの仲間は鉢土が乾いたらしっかり水やりします。 冬場は乾燥しやすいので、落葉していても完全には乾かさないようにしましょう。
生育している植物には、やや薄めの液体肥料を施します。
軒下で冬越しさせる鉢花
シャコバサボテンやクジャクサボテンなどの耐寒性のあるサボテン類や、
ウチョウランやシュウメイギク、イワタバコ、サギソウ、サクラソウなどの山野草は霜の降りない軒下で管理しましょう。
軒が短い場合や北風が吹きつける場所では、寒冷紗やビニールなどで風除け、霜よけをしておくと効果的です。
このグループの鉢花は少し水遣りを控えめにして冬越しさせてください。
ただし、完全に乾燥させるのはよくありません。
また、肥料は施しません。
日当たりの良い室内で冬越しさせる鉢花
シクラメンやカランコエ、ガーベラやカーネーション、ベゴニア類、ゼラニウム類、
ボロニア、ノボタン、エリカなど多くの鉢花は屋外の寒さには耐えられないので、室内に取り込みます。
ハイビスカスやブーゲンビレア、ジャスミンなどの熱帯花木やアイビーやゴムノキ、 ユッカやオリヅルランなどのやや耐寒性のある観葉植物や、シンビジウムやカトレア、オンシジウムなどの低温にも耐える洋ランも室内に取り込みましょう。
アロエやセダム、コノフィツムなどの多くの多肉植物も屋外で霜に当たると枯れる恐れがあります。
これらの鉢花は耐陰性がないので、昼間は室内の日があたる出窓などに置いて下さい。 夜は窓際は温度が下がりますので、必ず、室内の中央に移すようにしましょう。
どの程度の温度と日当たりを確保できるかによって、植物の生育具合が変わってきます。
花が咲いたり、新芽を出したりしているときは、通常通りの管理をします。
少し弱ったり元気がないときには、水遣りを少し控えめにして、肥料も施しません。
室内のフレームで冬越しさせる鉢花
特に寒さに弱い鉢花は、無加温の真冬の室内でも寒すぎます。
完全な温度調節可能な屋外の温室か、室内のフレームで管理します。
フレームには植物用のホットプレートや温風暖房機を設置します。
植物によって日光の好みが違いますので、フレームの置き場所や遮光方法などを工夫してください。
このグループに入るのはコチョウラン、デンファレ、バンダなどの高温性の洋ラン、 クロトン、フィットニア、アイランサスなどの高温性の観葉植物、 ポインセチアやセントポーリアなどです。
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