ツルバラは強い植物ですけれど、手の入れ方に応じて反応してくれるものです。
特に、冬場の誘引と剪定は欠かせません。
まず、ツルバラとハイブリッドティーのようなブッシュタイプのバラとでは、 剪定などの方法が全く違います。
ブッシュタイプのバラは、冬の剪定では株元でばっさり切るわけですが、 それをするとツルバラでは、「春にフェンスいっぱいに花を咲かせる」ことができません。
春に、それだけの枝を伸ばす時間はないですからね。
もうひとつ、ツルバラは上向きの枝に花芽をつけるという特徴があります。
ですから、花数を多くするには、枝を水平に誘引して、上向きの枝を多く出させればいいわけですね。
「ツルバラの誘引と剪定」というタイトルにしましたが、順番としては、 (1)すべての枝をフェンスなどからはずす、(2)枯れ枝、貧弱な枝、古い枝を切る、 (3)春から伸びた枝を水平に誘引する、(4)全ての枝先を30cmくらい切り詰める、 という手順になります。
まず(2)ですが、枯れ枝、貧弱な枝は容赦なく枝元から切ります。 シュートが出て4年以上たった枝で、込み合っている場合もバッサリ切りましょう。
(4)ですが、花が咲いた枝は、分岐から2芽か3芽で切り戻しましょう。 枝先が短ければ、先だけ切り戻してもいいです。 あくまでも、ツルバラを這わせる対象と相談して切ってください。
(3)ですが、太い枝は無理に曲げずに、ゆるやかな傾斜をつけて上へ誘引し、 枝が細くなってから水平に誘引してください。
パーゴラのようなものにツルバラを誘引するときは、 柱を巻いて上へあがる枝については、丹念に芽かきをして、枝を出さないようにすると良いでしょう。
また、柱を巻いている枝のトゲは危ないので切っておきましょう。
枝が屋根に上がったら、バランスを良く考えて、できれば等間隔に水平に誘引してください。
インターネット園芸大事典バラ
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