もともとは関東地方の赤土(火山性の土壌)を篩って、粒の大きさを揃えたものを赤玉土と呼んでいました。
関東ローム層という言葉を学校で聞かれたことがあると思いますが、そこの土ですね。
肥料分が少ない火山灰が地中に長く堆積していたものですから、 植物や昆虫、微生物が少なく清潔なために、安心して植物栽培に利用できます。
また、赤玉土は結局のところ粘土性の赤土なので水もち、肥料もちが良いのも特徴です。
さらに、赤玉土は篩うことで粒状のものだけを集めてあるので、団粒構造になっていて、水はけも良いという理想的な園芸用土になっています。
また、PHも弱酸性で、日本在来の植物にとって、ちょうど良いPHですね。
赤玉土の欠点は肥料分や有機質がないことです。 ですから、赤玉土には必ず腐葉土や堆肥などの有機質をまぜてあげなければなりません。
もっとも、育てたい植物の性質に合わせて、腐葉土などの有機質や肥料の含有量を調整できるというメリットがあるとも言えます。
インターネット園芸大事典でも、多くの植物について、赤玉土を主体とする用土の配合割合を書いておりますので、参考にされてください。
なお、地中海沿岸を原産地とする植物などは酸性を嫌いますので、 苦土石灰などで酸度調整をする必要があります。
赤玉土には小粒、中粒、大粒と、粒の大きさごとに分けられて売られています。 草花の鉢やコンテナには小粒、宿根草や小さい花木には中粒、大きめの花木には大粒を利用されると良いでしょう。
基本的に赤玉土は鉢植えやプランターなどの用土として使いますが、コストをいとわなければ、庭土の改良剤として利用することも可能です。
最近では、赤土から機械を使って人工的に赤玉土を作っている業者もあります。
また、普通の赤玉土をさらに乾燥させて粒がこわれにくくした硬質赤玉土も良く見かけますね。 花木などの鉢植えに利用されると良いでしょう。
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