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花木の冬越し

花木の冬越しも、宿根草の冬越しと基本的には同じです。

いわゆる熱帯花木の鉢は、日本の屋外で冬越しすることは困難です。

一方、日本に自生しているツバキやアジサイなどは耐寒性が高く、庭植えでも大丈夫ですね。 ただし、日本原産であっても、欧米で改良された品種の中には耐寒性が低くなっているものもありますので、注意してください。

室内で保護する場合

日本で普及している花木の中で最も耐寒性のない植物のひとつがポインセチアです。

ポインセチアの鉢はカエデが色づく前に室内に取り込みます。 さらに、真冬には窓辺から遠ざけたり、軽く暖房をかけるなど保護する必要があります。 朝方に温度が下がる玄関先や廊下などにも置かない方が良いでしょう。

しかし、ストーブやエアコンの温風吹き出し口の方向には置かないでください。 また、極端に暖房時と暖房しない時との温度差が大きいのも問題です。

室内に取り込む場合

ハオビスカスやブーゲンビリア、ルクレアやマダガスカルジャスミンなどを冬越しするには、 鉢を室内に取り込みます。

もし、真夏にこれらの熱帯花木を庭植えにしている場合は、秋の早いうちに挿し木にするなり、 鉢上げしてください。

これらの植物は、昼間は日当たりの良い窓辺で管理し、夜間は厚手のカーテンをかけるなど、保護してください。 特に暖房の必要はありませんが、室温が低い場合には水やりを少なめにしてください。

軒下に移動する場合

エンジェルストランペット、シコンノボタン、デュランタ、フクシア、ランタナなどの鉢は日の当たる軒下などに移動してください。

都合の良い軒下がない場合は、ビニールや寒冷紗などで鉢や植物を風から保護してください。 ただし、密閉すると蒸れて枯れる場合がありますので、注意しましょう。

これらの植物で庭植えになっている場合は、適宜、切り戻しし、株元に敷き藁などをして保護してください。 寒冷紗やビニールなどで植物を風から保護してください。 積雪地帯では、雪が直接、植物に触れないようにする必要があります。

庭植えで保護が必要な場合

ハイドランジア(欧米で改良された鉢花用のアジサイ)、アザレア、トケイソウなどの中には、耐寒性が低い品種があります。 これらは「軒下に移動する場合」と同様に保護してください。

そこまで耐寒性が低くなくても、株元に敷き藁などをして保護する、北風が直接あたらないように寒冷紗などで風よけをする、などの対策は必要です。

ただし、保護しすぎて、害虫の越冬を助けるのは良くありません。 敷き藁などは、早春には焼却してください。
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