ナツミカンの剪定
今はすっかり新種のかんきつ類に主役の座を奪われてしまいましたが、ナツミカンのあの酸っぱさは強烈な印象として残っていますよね。
今では、かなり甘くなったナツミカンの品種も出回っています。
ところで、みなさんのお庭にはナツミカンの木はありませんか?
ナツミカンは非常に丈夫で病虫害も少ないことから、一度、植えると枯れずに残っていることが多いようです。
また、実がなるということで、切られないという面もあるのでしょう。
しかし、ナツミカンは生育旺盛なだけに放任すると、こんもりと茂ってしまって、少ししか実がつかなくなります。
ナツミカンが茂り過ぎると、外側にだけ葉があって、内側には葉が全くなくなり、病虫害の宝庫になってしまいます。
もちろん、実も少ししかなりません。
皆さんも、ナツミカンを剪定して実がたくさんなるようにしてみませんか? ナツミカンの剪定適期は2月中旬から4月上旬にかけての早春です。
放任したナツミカンを剪定して、実をたくさんならせるようにするには、主枝をまず決めます。
主枝にするのは、1つの木で3本程度の幹になる枝で、やや太くて、できるだけまっすぐに外側に伸びている枝です。
3つの主枝は等間隔になるのが望ましいですね。
主枝を決めたら、そこから分かれる亜主枝を決めます。だいたい60-80cm間隔で、主枝や亜主枝と伸びる方向が違う枝を選びましょう。
その後、主枝や亜主枝と競合する枝は、基本的にはすべて間引くか切り戻しします。
ただし、一度に全部切らないでください。
かんきつ類は葉に多くの栄養を蓄えているので、葉の付いている枝を多く切ると、最悪の場合、木が枯れてしまいます。
ですから、1年で剪定する枝数は、葉の数で数えて20%以内にするようにします。
剪定順序としては、まず、主枝や亜主枝にはしなかった強い枝などから間引いていきます。
細い枝は後回しにしてください。
毎年、葉の20%程度ずつ剪定していきますと、数年後には見違えるような、主枝や亜主枝がしっかりした、内部にもたくさん葉がついて、実がたくさんなる良いナツミカンの木に生まれ変わります。
詳細は
果樹園芸大百科をご覧ください。
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ちなみに品種名のシスターエリザベスはホリー・クロス修道院のバラ愛好家の尼僧の名前からとられています。
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