インターネット園芸大事典　ナンテン

ナンテン

「難を転ずる」ということで縁起物として有名な南天ですが、ナンテンの実は咳止めとして漢方で珍重されています。

育てやすく、秋の紅葉と冬の赤い実と、2度楽しめるナンテンですが、お正月の飾りに使うには一工夫必要です。

欧米ではガーデニングの素材としても使われていますね。

江戸時代には100以上の品種があったようですが、現在ではその半分も残っていません。

それでも、普通の紅葉し実も赤いアカナンテンのほかにも、実が白いシロミナンテン、実が直立するササバナンテンやホウライナンテン、葉が変化するオリヅルナンテン、黄色い実のウルミナンテン、繊細な細葉で盆栽のようにかわいいキンシナンテンなどがあります。

苗の植え付け時期は9月か3月です。

庭植えの場合は日当たりの良い場所に植えつけましょう。油粕や骨粉などの有機質肥料を元肥として入れておくと良いでしょう。

鉢植えの場合は、赤玉土：腐葉土を３：１くらいの割合にすると良いでしょう。固形の有機質肥料を置肥しておきます。

鉢植えの場合は鉢土が乾いたら、たっぷりと水やりしてください。庭植えの場合は、他の木々の水やり時に同時に水やりしておけばよいでしょう。

花は6月下旬から7月上旬にかけて咲きます。そのまま置いておくと実が付いて葉が紅葉し、それから実が色づきます。

ただし、熟した実は鳥たちの好物ですので、お正月の飾りに使う場合は 11月初旬になって青い実がついたら、まわりの葉で実を包み、新聞紙を葉の上から完全に被って鳥に食べられないようにしておきます。

ナンテンは挿し木や種子で殖やすことができます。特にナンテンの種子は発芽しやすいので、一度にたくさん殖やすことができます。

ナンテンの実が色づいたら果肉をていねいに取り除いてから、平鉢に入れた赤玉土に種まきしてください。たっぷり水やりしてから日当たりで管理します。

すぐには発芽しませんが、完全に乾かさないようにします。発芽は次の年の9月上旬になります。それまで、忘れずに管理を続けてください。

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フィジー・ホワイトはフィジー原産のハイビスカスです。
印象的な複色咲きです。
苗の状態でのお届けですが、お届け後5号以上の大き目の鉢に植え替えていただくと、1～1.5ヶ月後に咲き始めます。