ツバキを鉢植えで楽しもう
世界3大花木って、ご存知ですか? バラにツツジ、そして実はツバキなんですね。 もちろん、ツバキは日本原産の植物なんですが、江戸時代にツバキは一大ブームになり、さまざまな品種が開発されました。 現在では、日本以外のヨーロッパやアメリカでも、ツバキは親しまれています。 最近は日本のツバキと中国の金花茶やベトナムのハイドゥンなどの近縁種との交雑から、さらに新しい花色や花形の品種が育種されていますね。 さて、今回のテーマは「ツバキを鉢植えで楽しもう」ということです。 庭木として植えられていることの多いツバキですが、花を身近で観賞するには鉢植えの方がいいですよね。 また、貴重な品種、性質の弱い品種も、鉢植えで丁寧に管理したいものです。 ところで、ツバキの苗には挿し木苗と接ぎ木苗があります。 性質の弱い品種や貴重な品種は接ぎ木苗になっていますが、性質の強い普及品種はガーデニングセンターで売られている挿し木苗で十分でしょう。 鉢植えですから、あまり大きくならない品種がいいでしょう。 盆栽用の肥後ツバキや、赤一重の紅一休、ピンクの平成侘助、赤に白の斑が入る天ケ下、白花の福光の白、江戸時代からある傾城、西王母などが鉢植え用の品種としてよく利用されますね。 鉢植えにされている開花株を購入すると間違いがないでしょう。 ツバキは日なたが好きな植物ですので、開花中もずっと室内に置いておくと弱ってしまいます。 できれば、お正月や土日などは室内に置いて、あとは屋外の日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。 ただし、寒冷地では、北風が直接当たらないように、風避けをする方が良いでしょう。 北海道では11月初めには室内に入れて凍らさないように管理してください。できれば、窓辺で日光に当ててください。 花が終わるころが植替えの適期です。 ツバキは2,3年に1回は植えかえてくださいね。 用土は赤玉土に緩効性の化成肥料を規定量入れたもので十分です。 根鉢のまわりを1/3くらいほぐしてから、長い余分な根の先を切り、ひと回り大きな鉢に植え替えてください。 剪定も花後が適期です。 元気な株であれば、高さを半分くらいに切り詰めてから樹形を整えるといいでしょう。 なお、夏以降には花芽が出来ていますので、強い剪定は控えましょう。 植え替えを行わなかった年は、4月から6月にかけて有機質の固形肥料を置いてください。 真夏に肥料が残っていると調子が悪くなることがあるので、真夏には残った固形肥料は取り除いてください。 ツバキの挿し木は7月中旬が、接ぎ木は2月が適期です。関連コンテンツ
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