ガーデニングの裏技小輪シュラブローズを庭植えで楽しむ

小輪シュラブローズを庭植えで楽しむ

最近、宿根草を上手に合わせたイングリッシュガーデンが人気ですよね。

そのイングリッシュガーデンでも主役はやはりバラ。

イングリッシュガーデンの後方にハイブリッドティーやクライミングローズを配置するといい感じになりますよね。

ただこれだと、宿根草はあくまで脇役扱いになります。

小輪のシュラブローズなら宿根草とうまくマッチして、うまく融合したイングリッシュガーデンになります。

ここでは、耐病性の高い小輪のシュラブローズの庭植えについて解説してみましょう。

苗の選び方

小輪のバラの中でもシュラブタイプのバラは耐病性も高く、樹形も他の宿根草とマッチしやすいので、おすすめです。

ミニバラには挿し木苗が多いのですが、庭植えにするには根張りの良い接木苗がオススメです。

接木苗には株元に接木用のテープが残っていることが多いです。

また、四季咲き性の品種の方が長く楽しめますよね。

品種としては、ラベンダードリームやブラッシュノワゼット、アリスターステラグレイなどが良いでしょう。

花がら切り

大輪のバラは花が終わりに近づいたら、できるだけ葉を残すようにして花を切りますよね。

小輪のバラは花数が多いのでひとつずつ花がらを摘んでいたら大変です。

そこで、株が全体的に花数が少なくなってきたところで、早めに花がら切りを行いましょう。

花が終わった枝は1/2くらいの芽のちょっと上で切っていきます。

まだ花が咲いている枝は、花が終わった花がらだけを花首から切っていきます。

その後、枝元から30cm以上離して肥料を適量、埋め込んでください。

冬のすかし剪定

小輪のバラの庭植えが難しいのは、樹高が低く地面に近い分だけ、病害虫に晒されやすいことがあります。

背の高い木バラなら葉が茂っている場所が地面から遠いですし、薬剤散布もやりやすいです。

でも背の低い小輪のバラは背の高い木バラよりも病害虫の被害を受けやすいわけです。

そこで、冬場にすかし剪定をして、株の内部に日光が入りやすく、風通しをよくすると病気になりにくくなります。

枯れ枝だけでなく、枝数を減らすように丈夫な枝も株元から切り取って、枝数を減らすようにしてください。

バラ苗フロキシーベビー国産大苗6号スリット鉢四季咲き小輪シュラブローズ修景用複色系

フランス　メイアン社作出の四季咲き小輪のシュラブローズです。
花つきがとてもよく、咲きがら切りをしなくても、野ばらのような可憐な小輪花が繰り返し咲きます。
小粒の実は美しく色づき、枝ぶりもよく、アレンジメントでも楽しめます。
黒星病、うどんこ病にとても強いです。
木はまとまりよく、修景用や鉢でも楽しめます。
2015年アッシュビルベスト樹形賞受賞。