シンビジウムは最も育てやすい洋ランのひとつです。
ギフトでいただいたり、クリスマスや新年用にシンビジウムを購入された方は、是非、
植え替えて次の冬にも花を咲かせてあげてください。
植え替え時期
売っているシンビジウムの開花株は根が鉢いっぱいに回っています。
このままでは、水や肥料を十分与えることができないので、必ず植え替えてください。
シンビジウムの花は下から上に咲きあがります。 一番下の花が枯れかけてきたら、花茎を根元で切って生け花にしてください。 花をつけたままにしておくと株が弱ってしまいます。
シンビジウムの植え替え適期は八重桜の咲く頃です。 それまで10度以上の温度を保って、1週間に1度程度、水やりしてください。 肥料は厳禁です。できればレースのカーテン越しの日光が当たると良いのですが、 窓際は夜は冷えますので、夜には部屋の中央に移動してください。
長年、育ておられるシンビジウムの株も、根が鉢いっぱいにまわったら植え替えてください。
ただし、鉢に余裕があるのであれば、無理に植え替える必要はありません。
最低でも2年は植え替えずに管理しましょう。
用意するもの
シンビジウムには洋ラン用の深めのプラ鉢を使うと良いでしょう。
株の大きさに合わせて鉢の号数を変えます。
株を植えつけた後で、さらに3,4芽が出るくらいの余裕がある方がいいでしょう。
用土は洋ラン用の土が売られていますので、これを利用すると便利でしょう。 ひゅうが土などの園芸用の軽石に 水ごけを1割程度まぜてもいいですが、肥料を多めに施す必要があります。
植え替え時には箸やピンセットのようなものが必要です。 鉢から株を抜くときと根の周りの古い用土を取り除くのに使います。
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鉢の周りを木槌などで鉢の縁を叩いて株の根元を持って、慎重に引き抜いてください。 固いようなら鉢の内側に箸やへらを入れて、鉢と株の間に隙間を作ると抜けやすくなります。
根のまわりの古い用土を完全に取り除くとともに、黒く腐った根は切り取ります。
初心者の方は株を切り分けずに、そのまま大きめの鉢へ植え替える方が無難です。 株分けは5年に一度くらい、少なくともバルブ2個はつけてください。 株分けは手で慎重にバルブを切り離します。
始めに鉢底に少し円錐型に盛り上がるように用土を入れ、 根を広げるようにして株を鉢にセットします。 株の周りから用土を足して、箸などでつついて用土を下に落として、 鉢の中に無用の空間ができないようにしましょう。
植え替え終了後に、水をたっぷり与えて北風の当たらない屋外の日陰か室内で1週間程度管理します。
植替え後の管理
植替え後、1週間程度たったら午前中十分に日の当たる場所に鉢を移して、3日に1回程度、水遣りしてください。
5月中旬になったら鉢の周囲に骨粉入りの固形発酵油粕肥料(大)を埋め込みます。 鉢の号数と同じ数だけ置肥してください。肥料の効果は1ヶ月なので、6月中旬と7月中旬にも置肥します。 また、8月までは1週間に1回程度、洋ラン向けの希釈倍率にした液体肥料を施してください。
新芽は4芽目からは必ず芽摘みをします。 春だけでなく秋にも葉芽が出ますが、これも必ず芽摘みします。 ただし、花芽を摘まないように!
日差しが強くなったら必ず50%程度の遮光をします。 葉焼けすると株が弱り花が咲きません。 真夏には毎日水遣りしてください。 また、鉢と鉢の間を空けて風が通るようにしてください。 鉢の下にはレンガを置いて、直接地面やコンクリートに触れないようにしましょう。
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