ガーデニングの裏技 ポットマムの寄せ植え

ポットマムの寄せ植え

ポットマムのマムは、キク属の学名であるクリサンセマムから取られています。

現在では、ポットマムは鉢植えの洋ギク全体を指すようになりました。

日本では和菊の開花に合わせてポットマムも秋に開花株が出回ります。

キクは花持ちが良く、ポットマムには多数の蕾がついているので、2か月くらいポットマムを楽しむことができますよね。

ところで、ポットマムは玄関脇などに飾ってもいいのですが、丈夫で開花期が長いことから寄せ植えの素材としても便利ですので、今回はポットマムを使った寄せ植えの方法をご紹介します。

ポットマムと合う植物

ポットマムは丸いフォルムで動きの少ない落ち着いた感じの植物ですね。

このような植物と寄せ植えする植物は、ポットマムとは逆に長細く動きのある形の植物が良く合います。 また、花のない常緑の植物の方がポットマムの華やかな花を引き立ててくれます。

たとえば、ニューサイランやコクリュウのような、細い葉がすっと伸びている植物や、スタンダード仕立てにした木などが合わせやすいでしょう。

レイアウトは単純に

ポットマムはそれだけで存在感が強いので、寄せ植えにする場合も単純なレイアウトの方が良いでしょう。

たとえば、ポットマム1株と他の葉物や樹木1株を単純に合わせる「1花1葉」のデザインがポットマムには合います。

下草なども、無理に入れない方がいいでしょう。

「1花1葉」の寄せ植えを入れる鉢も、シンプルなものを選びましょう。

ポットマムの寄せ植えの管理

最後の蕾まで咲かせるためには、日当たりの良い場所に寄せ植えを置く必要があります。

また、鉢土が乾いたら、たっぷり水やりしてください。

花がらも早めに処理することで、病害虫の発生を抑えることができます。

12月になればポットマムは枯れ始めますが、キクですから宿根草です。

地際2,3cmで切り戻しし、北風の当たらない春まで管理します。 寄せ植えの相手も冬枯れする種類でしたら、軒下に移動してもいいでしょう。

真冬でも完全には乾かないように2週間に1回程度は晴れた日の午前中に軽く水やりしておきましょう。

インターネット園芸大事典 ポットマム

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