穏やかな花の形やミルラ調の香りなどのオールドローズの良さと、 ハイブリッドティーなどの四季咲き性や豊富な花色を併せ持っていますので、 ここ数年、日本でも非常に人気が高まってきました。
さらに、フランスやドイツでも同様の交配が行われて、様々な品種が作出されており、 イングリッシュローズやこれらの品種を総称してモダンシュラブ系と呼ばれるようになってきました。
イングリッシュローズは長く枝が伸びて、伸びた枝が垂れ下がった先に花が咲くのが特徴です。 特に日本では夏場に枝が伸びすぎて樹形を崩しやすいのが欠点です。
従って、日本ばら会の高木先生が提唱されているように、 日本ではイングリッシュローズはつるバラのようにアーチ仕立てにする方が見栄えが良くなります。
つるバラは春咲きの一季咲きですが、イングリッシュローズは四季咲き性が強いので、 長く楽しむことができます。 また、イングリッシュローズは枝が細く誘引もやりやすい品種が多いのもメリットですね。
まず、植える場所の広さを考えてからアーチを購入しましょう。 そして、アーチの大きさに応じて品種を選びます。 大きいアーチにはつるバラの性質に近い樹高が高くなる品種を 小型のアーチには中輪から小輪の小型の品種が良いでしょう。
大苗は冬に、花付きの鉢植えは1番花が終わったらすぐにアーチの根元に植えつけてください。 もちろん、鉢植えにトレリスなどに誘引して楽しむこともできます。
元肥はしっかりやってください。 毎年、真冬に株元から30cm離して穴を掘って元肥を入れます。 元肥は腐葉土に骨粉、油粕、くん炭、珪酸白土を加えると良いでしょう。
つるバラはできるだけ水平に誘引するのが基本ですが、 シュラブタイプのイングリッシュローズは枝の長さに応じて誘引します。 すなわち、長い枝は上の方へ、短い枝は下の方へ誘引してください。 枝先に花が咲きますので、こうすることで、アーチ全体に花が咲くことになります。
アーチの内側に伸びている枝は、良い花が咲かないので、切りとります。 また、各枝の先を見て、先端の芽が下向きになっている場合は、 上向きの芽のところまで切り戻してください。
花が咲き終わったら切戻しをします。 太いシュートが長く伸びたら50cmくらいのところで切ると細い枝が出てきて、 誘引しやすくなります。
イングリッシュローズは比較的病虫害には強いですが、 ハダニ、うどんこ病、黒星病は出ますので、薬剤散布が必要でしょう。
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イングリッシュローズ コテージ・ローズ カップ咲きのピンクのかわいいイングリッシュローズです。 シュラブタイプで中輪の四季咲き性、微香性の品種です。 アーチ作りに最適な品種。 |
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